作成日:2021年4月月13日

クロスセクショナルモメンタムとタイムシリーズモメンタムの比較

モメンタム戦略の2つの主要なバリエーション、すなわち銘柄間の相対的な強弱に基づくクロスセクショナルモメンタム(XSMOM)と、各銘柄の自身の過去リターンの正負に基づくタイムシリーズモメンタム(TSMOM)を日本株市場で比較検証した。対象はTOPIX500構成銘柄で、ルックバック期間は1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の4パターン、保有期間も同じく4パターンの計16通りの組み合わせをテストした。全期間(2005年〜2021年)ではXSMOMが年率4.2%、TSMOMが年率3.1%のロング・ショートリターンを記録し、XSMOMが優位であった。ただし、TSMOMはトレンド反転局面での耐性が高く、2008年やCOVIDショック時のドローダウンがXSMOM対比で約30%小さいことが確認された。