時価総額加重ではなくファンダメンタル指標(売上高、配当、簿価、キャッシュフロー)でウェイト付けするファンダメンタルインデックスのパフォーマンスを、日本株市場において長期的に検証した。対象ユニバースはTOPIX構成銘柄とし、4つのファンダメンタル指標それぞれに基づく単独インデックスおよび4指標の複合インデックスを構築した。リバランスは年1回6月末とし、2003年から2020年までのシミュレーションを実施した。複合ファンダメンタルインデックスはTOPIX対比で年率1.8%の超過リターンを記録し、情報比率は0.45であった。この超過リターンの源泉をファクター分解したところ、バリュー要因が約60%、サイズ要因が約25%を説明しており、ファンダメンタルインデックスがバリューとサイズへの暗黙的なティルトを通じてリターンを獲得していることが確認された。